中小企業のSEO対策、最初にやるべき5つのこと
SEOに取り組みたいが何から始めればいいかわからない中小企業向けに、最初にやるべき5つの施策を優先順位付きで解説する。
「SEO対策をしたい。」
でも何をすればいいかわからない。制作会社に聞くと「月額5万円のSEOプラン」を提案される。SEO会社に問い合わせると「まず調査に20万円」と言われる。
中小企業のSEOは、そんなに難しくない。高額なツールも、専門会社への依頼も、最初は不要だ。
まず以下の5つをやる。全部無料で、今日から始められる。
1. Googleビジネスプロフィールを整備する
地域密着型のビジネスなら、これが最優先。
「〇〇市 税理士」「〇〇駅 美容室」のように「地域名 + 業種」で検索すると、検索結果の上部にGoogleマップと一緒に表示される枠がある。ここに載ると、Webサイトへのアクセスが増える。
やること:
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- 会社名、住所、電話番号、営業時間を正確に入力する
- サービス内容を具体的に書く
- 写真を10枚以上登録する(外観、内観、スタッフ、商品)
- お客さんに口コミを依頼する
効果が出るまで: 1〜3ヶ月 費用: 0円
2. タイトルタグとメタディスクリプションを設定する
検索結果に表示されるタイトルと説明文。ここが空白だったり、「株式会社〇〇 | トップページ」だけだったりすると、クリックされない。
全ページで以下を設定する:
タイトルタグ(60文字以内):
- 悪い例:
株式会社〇〇 - 良い例:
〇〇市の外壁塗装なら株式会社〇〇 | 無料見積もり対応
メタディスクリプション(120文字以内):
- 悪い例: (空白)
- 良い例:
〇〇市で外壁塗装をお考えなら株式会社〇〇。創業15年、施工実績500件以上。無料の現地調査と見積もりを実施中。
ポイント:
- 検索されたいキーワードをタイトルの先頭に入れる
- 地域名を入れる
- 「何をしてくれるか」がわかるようにする
効果が出るまで: 2週間〜1ヶ月 費用: 0円(自分で変更できる場合)
3. Google Search Consoleに登録する
SEOをやるなら必須のツール。無料。
Search Consoleでわかること:
- 自社サイトがどんなキーワードで検索されているか
- 検索順位は何位か
- どのページがどのくらいクリックされているか
- エラーや問題がないか
やること:
- Google Search Consoleに登録する
- サイトの所有権を確認する(DNSレコードまたはHTMLタグで)
- サイトマップを送信する
登録して1〜2週間すると、データが溜まり始める。そのデータを見て、次の施策を決める。
効果が出るまで: データ蓄積に2週間、施策に反映して1〜2ヶ月 費用: 0円
4. ブログで「お客さんの疑問」に答える記事を書く
SEOで最も効果が高いのは、検索する人が知りたいことに答えるコンテンツを作ることだ。
記事のネタの見つけ方
方法1: お客さんからよく聞かれる質問をリストアップする
- 「〇〇って何ですか?」
- 「費用はいくらくらいですか?」
- 「どのくらいの期間がかかりますか?」
- 「他社と何が違いますか?」
これらの質問の1つ1つが、ブログ記事のネタになる。
方法2: Googleのオートコンプリートを使う Googleの検索窓に自社のサービスに関するキーワードを入力すると、候補が表示される。これが実際に検索されているキーワード。
方法3: Search Consoleのデータを見る すでにSearch Consoleにデータが溜まっているなら、「表示回数は多いがクリック数が少ないキーワード」を探す。そのキーワードに対応する記事を書けば、アクセスが増える。
記事を書くときのルール
- 1記事1テーマ。 複数のテーマを1記事に詰め込まない
- 500〜1,500文字。 長すぎる必要はない。質問に答えるだけ
- お客さんの言葉で書く。 業界用語ではなく、お客さんが検索する言葉を使う
- 月2〜4本。 完璧を目指すより継続が大事
効果が出るまで: 3〜6ヶ月(記事が10本以上溜まると効果が見え始める) 費用: 0円
5. スマホ対応を確認する
検索の70%以上はスマホからだ。スマホで自社サイトを開いて、以下を確認する。
- 文字が小さすぎて読めないことがないか
- ボタンが小さすぎて押しにくくないか
- 横スクロールが発生していないか
- 画像が画面からはみ出していないか
- ページの読み込みが3秒以内か
Googleは「モバイルフレンドリー」なサイトを優先的に表示する。スマホで使いにくいサイトは、検索順位が下がる。
確認ツール: PageSpeed Insights(無料)
やらなくていいこと
高額なSEOツールの契約
月額1万円以上のSEOツールは、上の5つを終えてからでいい。最初はSearch Console(無料)で十分。
被リンクの購入
Googleのガイドライン違反。ペナルティを受けるリスクがある。
毎日のブログ更新
月2〜4本で十分。質の低い記事を量産するより、お客さんの疑問にしっかり答える記事を書く。
SEO会社への丸投げ
自社の業界知識が一番ある自分が書いた記事が、SEO会社のライターが書いた記事より強いことは多い。
改善の優先順位まとめ
| 優先度 | 施策 | 費用 | 効果が出るまで |
|---|---|---|---|
| 1 | Googleビジネスプロフィール | 0円 | 1〜3ヶ月 |
| 2 | タイトル・メタディスクリプション | 0円 | 2週間〜1ヶ月 |
| 3 | Search Console登録 | 0円 | データ蓄積2週間 |
| 4 | ブログ記事の追加 | 0円 | 3〜6ヶ月 |
| 5 | スマホ対応の確認 | 0〜数万円 | 1〜2ヶ月 |
→ 関連記事:ホームページから問い合わせが来ない——中小企業が今日やるべき5つの改善
SEOは「お金をかけて業者に頼むもの」ではなく、「お客さんの疑問に答えるコンテンツを地道に作ること」だ。5つの施策を順にやるだけで、半年後にはアクセスが変わり始める。
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