STUDIOからの乗り換え——「エクスポートできない」の対処と、移行先の選び方

STUDIOで作ったサイトを別の環境に移したい。しかしSTUDIOにはHTML書き出し機能がない。何が持ち出せて何が持ち出せないのか、移行前の確認事項と、乗り換え先3つの選択肢を整理する。


STUDIOで作ったサイトがある。デザインには満足していたが、料金プランの改定、CMSやフォームの制限、あるいは「やりたいことがSTUDIOではできない」場面が増えてきて、乗り換えを考え始めた——。

この記事では、STUDIOからの乗り換えで最初につまずくポイントと、移行先の選び方を整理する。

STUDIOをやめたくなる典型的な理由

やめる前に確認すること

不満が料金だけなら、プランの見直しで済む場合がある。また、デザイン調整や軽微な機能追加が目的なら、STUDIOに詳しい制作者に依頼するほうが安い。乗り換えは「STUDIOの構造上できないことが必要になった」ときの選択肢だ。

最大の注意点:STUDIOはサイトを持ち出せない

ここがこの記事でいちばん重要な部分だ。

STUDIOには、サイトをHTMLとして書き出す機能がない。 作ったデザインもページも、STUDIOの外に「ファイルとして」持ち出すことはできない。移行とは、実質的にサイトの作り直しになる。

持ち出せるもの・持ち出せないものを整理すると:

逆に言うと、◯◯.studio.site のような無料サブドメインで運用してきた場合、URLの資産は移行先に引き継げない。検索順位はリセット前提になる。

乗り換え先は3択

選択肢初期費用月額向いている場合
① 別のSaaSツール(Wix等)0〜30万円数千円正直、あまり勧めない。同じ種類の限界に再びぶつかる
② WordPress10〜50万円保守費 月5千〜3万円ブログを多人数で頻繁に更新する場合
③ 静的構成(Next.js等)10〜50万円ほぼゼロ保守費をかけず、速度と自由度を根本解決したい場合

②を選ぶ場合は、保守費という新しいコストが発生することを先に知っておいてほしい。詳しくはWordPressの保守費用の相場に書いた。

③の静的構成は、ページを事前生成したファイルとして配信する仕組みだ。サーバーで動くプログラムがないので保守費がほぼゼロになり、表示速度も構造的に速い。更新したい部分(お知らせ・ブログ)はmicroCMSのようなヘッドレスCMSをつなげば、STUDIOのCMSと同じ感覚で管理画面から書ける。ツール全体の比較はホームページ自作ツール比較も参考に。

移行の落とし穴

判断基準


この記事を書いているFloat Engineeringでは、STUDIOからのサイト移行を請け負っています(10万円〜)。 代表が直接ヒアリングして、そのまま自分の手で移行します。

「持ち出せるデータがあるか見てほしい」だけの相談でも構いません。

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